2019年度に下村特殊精工は日本国内の引抜加工メーカーとして初めてBISライセンス(注1)を取得いたしました。
これにより、インド向けに引抜製品の輸出を安定的に行なうと共に、新たな引合いに関しても積極的に展開する体制を整えました。
(注1)BISライセンス
2018年6月にインド鉄鋼省が新たに鉄鋼製品16品目の品質管理の基準順守を義務つけると発表し、インドに引抜製品を輸入させる場合は『BISライセンス』を取得することが義務付けられました。
※BIS(Bureau of Indian Standards)とは1986年設立のISI(Indian Standards Institution)を前身とするIS(Indian Standards)の制定と承認および推進を主な業務とするインド政府の下部機関。
■認証取得番号
・IS6603 Stainless Steel Bars (マルテンサイト系ステンレスの引抜製品)
■取得鋼種
・X12Cr12(JIS-SUS410相当)、X20Cr13(JIS-SUS420J1相当)、X30Cr13・X40Cr13(JIS-SUS420J2相当)、X15Cr16Ni2(JIS-SUS431相当)、X108Cr17Mo(JIS-SUS440C相当)
・上記以外のフェライト系ステンレス、オーステナイト系ステンレスに関しましてもお引合いをいただいた場合は、流通商社殿、加工ユーザー殿と協業し取得していく方針です。
■お問い合わせ先
下村特殊精工株式会社 本社営業部(千葉県市川) TEL:047-321-3821
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